自費出版-社史・記念誌、個人出版の牧歌舎

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社史編纂・記念誌制作

社史・記念誌の参考文例集

ごあいさつ


 当社は、このたび創立○○周年を迎えました。これもひとえに、日頃ご愛顧頂いておりますお客様と、ここまで会社を築き上げてくださいました社員の皆様のお陰であると感謝しております。
 創立○○周年を記念して、創業者であります○○○○の功績と社員の皆様の努力の跡を記録として残し、未来に伝えていくことは意義のあることと考え、記念誌を企画し、このたび無事刊行の運びとなりました。
 街の小さな○○店として出発した当社も、今では、全国に店舗を展開する○○チェーンにまで成長いたしました。ここまでの道のりは容易なものではありませんでしたが、創業者の強い信念とリーダーシップに導かれた多くの社員の皆様の働きによって成し遂げることができました。
   私は○○年、創業者の突然の逝去によりその後を引き継いで社長に就任致しましたが、一主婦からの転身であり、当時は右も左もわからない有様でした。
 しかしながら、創業者の思想を熟知した社員の皆様方の献身的なお力添えにより、また、皆様とお話しして行く中で、徐々に仕事のことや業界のことを学び、私なりの会社経営の考え方を作り上げることが出来ました。

   私が社長として行ったことは、外向けの事業拡大ではなく、特に社員の皆様、従業員の皆様方の働く環境に目を向けた内向きの改革でした。産休制度の充実など、女性が働きやすく、働き続けることの出来る職場環境の充実に取り組みました。そのために、売上・利益に影響があるような場合であっても、従来よりコストをかけたり、営業時間を短縮したりして働きやすい職場環境をつくることに努力しました。
 一方、事業については、従来は実施しなかった店舗の整理やリニューアルをすることにより業績の改善を図りました。この改革の中心にある考え方は、「大きい会社を目指すのではく、中身の良い会社を目指す」ということであります。

   働く人が「仕事が楽しい」と思える会社は、すなわちお客様にご満足いただける会社と考えます。当社が提供するものは「みんなが幸せになれる○○店」であることを忘れてはならないと思います。
 今後とも良い会社づくりのため、皆様のお力添えをお願いいたします。


  代表取締役社長 ○○○○