自費出版-社史・記念誌、個人出版の牧歌舎

HOME > 社史編纂・記念誌制作 > 社史・記念誌の参考文例集 > あとがき(創業100年で初めて社史発行)

社史編纂・記念誌制作

社史・記念誌の参考文例集

あとがき


 当社は、1913年(大正2年)4月に現社長・○○○○の祖父・○○○○が自営業として仕事を始めたことをもって創業としており、本年4月で丸百年、創業100周年を迎えたことになります。
 その間、今日に至るまでの先人の努力や会社の成長発展の足跡をたどり、それを次の世代に伝え残したいとの思いから社史『100年のあゆみ』を発刊することといたしました。
 編集制作は「創業100周年事業プロジェクト・社史製作責任者」となった○○○○課長を中心に進めてきましたが、何分にも100年目に初めて社史をつくるということですので、資料不足をはじめとして最初から最後まで困惑することの連続でした。途方に暮れたり焦燥感にさいなまれたりしましたが、完成にたどり着けて安堵しております。
 当社の100年間は、大震災や戦争も一再ならずあり、一企業の力ではどうにもならないような局面が多々あったのですが、その時どきの経営陣と社員たちの英知を結集しながら、まさに紆余曲折を経て今日を迎えています。
 その長い道のりの全てを網羅することはもとより期することはできませんでしたが、幸いにも勤続65年になられる○○○○会長の絶大なご協力を仰ぐことができ、その歴史的証言を頼りとして編纂を進めることができました。また、現社員はもとよりOB・OGの方々からもご協力を賜り、貴重な情報を得ることができ、多くの資料、写真、データの収集もできました。心よりお礼を申し上げます。
 この『100年のあゆみ』に記された先達の心が、現在、未来の経営者、社員の心に届き、これからの100年に向けてのバイブルとして熟読されることを望むとともに、当社とご縁のある皆様方につきましては本書をご覧いただくことで当社へのご理解を深めていただければ幸いに存じます。
 当社の『200年史』を私どもは読むことはできませんが、未来の人々がこの100年史をどのような思いで読むだろうと考えるとき、ここで社史をつくってよかったという気持ちが湧いてきます。貴重な仕事に参加させていただいたことに感謝いたします。

○○○○年○月
創業100周年事業プロジェクト
リーダー ○○○○